緑内障目薬の全身への副作用について

緑内障治療で目薬を使用中に目以外の症状を経験される方もいらっしゃいます。緑内障目薬の全身副作用について薬剤別に解説します。

緑内障目薬の成分は血液を通じて体全体に運ばれることがあります。点眼後、薬剤は涙点から血液に吸収され全身循環に入ります。薬剤の種類により影響の程度は異なります。

最も注意が必要な全身副作用を持つ薬剤です。

心疾患や呼吸器疾患の方は特に注意が必要です。

全身副作用が比較的少ない薬剤です。

直ちに使用中止し医療機関受診が必要です。

緑内障目薬の全身副作用は薬剤により異なります。ベータ遮断薬では心血管系・呼吸器系への注意が必要ですが、プロスタグランジン系では全身副作用は少ないとされています。定期的な医師相談により最適な治療選択を行いましょう。

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