menu
ドクターナウ
BeautyNow

ログイン

person
🇯🇵 日本語
🇰🇷 한국어

花粉症の点鼻薬(ステロイド)の正しい使い方と回数

calendar_month

2025.12.05

「花粉症の点鼻薬を使っているのに、鼻づまりが治らない」「液が喉に流れてきて苦い思いをした」 そんな経験はありませんか?実は、点鼻薬は

使い方ひとつで効果が大きく変わる

薬です。 この記事では、ステロイド点鼻薬の効果を最大限に引き出すための「正しい使い方」と「適切な回数」について詳しく解説します。

【結論】ステロイド点鼻薬は「毎日継続」と「角度」が鍵

ステロイド点鼻薬(ナゾネックス、アラミスト、フルナーゼなど)は、即効性のある血管収縮剤とは異なり、

毎日決まった時間に継続して使うこと

で初めて効果を発揮します。また、噴霧する際の

角度

を間違えると、薬剤が患部に届かず、副作用の原因になることもあります。

「症状がつらい時だけ使う」のではなく、「シーズン中は毎日使う」ことが、花粉症を快適に乗り切るための最大のポイントです。

1. ステロイド点鼻薬の正しい使い方(7ステップ)

点鼻薬の効果をしっかり得るためには、薬剤を鼻の奥の粘膜に確実に行き渡らせる必要があります。自己流の使い方を見直し、基本のステップをマスターしましょう。

基本の手順

  1. 鼻をかむ: 使用前に軽く鼻をかみ、鼻の通りを良くしておきます。
  2. 容器を振る: 薬剤が均一になるよう、容器をよく振ります(製品によります)。
  3. 下を向く: 頭を少し前に傾けます(上を向くのはNG)。
  4. ノズルを入れる: ノズルを鼻の穴に入れます。
  5. 外側に向ける: ノズルの先を、目尻(耳側) の方向に向けます。鼻の中心(鼻中隔)には向けないでください。
  6. 噴霧して吸う: 息を軽く吸い込みながら噴霧します。強く吸い込みすぎないように注意しましょう。
  7. 拭き取る: 使用後はノズルをきれいに拭き取ります。

やってはいけない!NGな使い方

NGな行動なぜダメなのか?正しい行動
上を向いてスプレーする薬液が喉に流れ込み、苦味を感じたり効果が落ちたりします。**下を向いて(あごを引いて)**スプレーします。
鼻の中心(内側)に向ける鼻中隔(鼻の仕切り)に当たると、粘膜が傷つき鼻血の原因になります。外側(耳の方向) に向けて噴霧します。
強く吸い込みすぎる薬が鼻の奥を通り越して喉に行ってしまいます。軽くすするように吸い込みます。
使ってすぐ鼻をかむせっかくの薬液が出てしまいます。噴霧後数分間は鼻をかむのを控えます。

点鼻薬は「鼻の粘膜」に留まらせるのが目的です。喉に流れてしまうと意味がありません。

2. 使用回数と効果が出るまでの期間

ステロイド点鼻薬は、使い始めてすぐに鼻が通る魔法の薬ではありません。じわじわと炎症を抑えていく薬です。

1日の使用回数

多くのステロイド点鼻薬は、

1日1回〜2回

の使用が推奨されています。 (例:アラミストは1日1回、フルナーゼは1日2回など)

  • 決まった時間に: 朝食後や就寝前など、毎日同じタイミングで使うことで血中濃度が安定し、効果が持続します。
  • 症状がなくても: 花粉飛散期間中は、症状が軽い日でも自己判断で中止せず、毎日続けることが重要です。

効果実感までの期間

  • 数日〜1週間: 効果が現れ始めるまでに少し時間がかかります。
  • 2〜4週間: 最大の効果が得られるまでにかかる期間です。

「効かない」と思ってすぐにやめてしまわず、まずは1週間続けてみてください。

3. 副作用と注意点

ステロイド点鼻薬は、飲み薬のステロイドと比べて全身への副作用が極めて少なく、安全性の高い薬です。しかし、局所的な副作用には注意が必要です。

  • 鼻血・鼻の乾燥: ノズルを鼻中隔(内側)に向けて噴霧し続けると起こりやすくなります。必ず外側に向けてください。
  • 喉の違和感: 上を向いて噴霧したり、強く吸い込みすぎると起こります。
  • 眠気: 抗ヒスタミン薬(飲み薬)と違い、ステロイド点鼻薬自体には眠くなる成分は含まれていません。仕事や運転をする方にも適しています。

もし鼻血が頻繁に出る場合や、痛みがある場合は、使用を一時中止して医師に相談してください。

花粉症の薬はオンライン診療が便利です

「病院に行く時間がない」「待ち時間がつらい」という方には、

オンライン診療

がおすすめです。

どこでも花粉症の薬を受け取る方法

いつでもどこでも

オンライン診療アプリドクターナウ

でオンライン診療を通じて、花粉症の点鼻薬や飲み薬を希望の場所に配送してもらえます。

オンライン診療をおすすめする方

  1. 花粉症の薬(点鼻薬・飲み薬)が必要な方
  2. 忙しくて病院の受付時間に間に合わない方
  3. 待合室での感染リスクを避けたい方
  4. 継続して同じ薬を処方してほしい方
  5. 専門医のアドバイスを受けたい方

オンライン診療が可能な疾患

花粉症、アレルギー性鼻炎、風邪、皮膚疾患、生活習慣病など、幅広い症状に対応しています。

ドクターナウでオンライン診療を受ける方法

  1. ドクターナウアプリをダウンロード
  2. 会員登録をする
  3. 「花粉症」を選択
  4. 希望の医師・時間を選択
  5. ビデオ通話で診療を受け、薬は自宅に配送

出典

  • ドクターナウは特定の薬品の推薦および勧誘を目的としてコンテンツを制作していません
  • ドクターナウ会員の健康な生活をサポートすることを主な目的としています。

風邪や目の乾きなど、自宅でお薬を受け取れる

Q&A

chat