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緑内障用目薬の種類と使い分けについて

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2025.09.01

緑内障治療を始めた多くの方が「どの目薬がどんな効果があるのか」「自分に合った目薬はどれなのか」と疑問に思われるのではないでしょうか。緑内障は眼圧管理が重要な疾患で、適切な目薬選択が視力保護に直結します。この記事では緑内障用目薬の主な種類と、それぞれの特徴や使い分けのポイントについて詳しく解説いたします。

緑内障用目薬は主に4つのタイプがあります

緑内障治療では

プロスタグランジン関連薬

が第一選択薬として最も多く使用されています。これは眼圧下降効果が良好で、1日1回の使用で済むため患者さんの負担が少ないからです。その他にもβ遮断薬、α2受容体作動薬、炭酸脱水酵素阻害薬があり、眼圧の状態や患者さんの体質に応じて組み合わせて使用されることもあります。

プロスタグランジン関連薬の特徴

プロスタグランジン関連薬は眼内の自然な液体の流れを増やすことで眼圧を下降させる仕組みです。代表的な薬剤にはラタノプロスト、ビマトプロスト、トラボプロスト、タフルプロストがあります。

1日1回、夕方に点眼するのが一般的で、眼圧下降効果が高く第一選択薬として広く使用されています。ただし副作用として眼瞼や虹彩の色素沈着、まつ毛の変化が起こる可能性があります。

主なプロスタグランジン関連薬

薬剤名商品名例点眼回数主な特徴
ラタノプロストキサラタン1日1回眼圧下降効果が高い
ビマトプロストルミガン1日1回まつ毛育成効果あり
トラボプロストトラバタンズ1日1回防腐剤フリー製剤も存在
タフルプロストタプロス1日1回副作用が比較的少ない

プロスタグランジン関連薬は眼圧下降効果に優れ、1日1回の点眼で済むため患者さんの利便性が高い点が特徴です。ただし片目にのみ使用した場合、左右の目の色に差が生じる可能性があるため注意が必要です。

β遮断薬の使用場面

β遮断薬は房水産生を抑制することで眼圧を下降させます。代表的な薬剤にはチモロール、ベタキソロールがあります。かつては第一選択薬でしたが、就寝時眼圧を下げる効果が弱いことと全身的副作用のリスクから、現在は補助的に使用されることが多くなっています。

心拍数低下、血圧下降、呼吸器系への影響などの全身的副作用があるため、心疾患や呼吸器疾患のある方は使用に注意が必要です。通常は1日2回の点眼が必要です。

β遮断薬使用時の注意点

  • 心疾患がある方は医師に相談が必要
  • 喘息や慢性閉塞性肺疾患の方は使用制限あり
  • 糖尿病の方は低血糖症状のマスキングに注意
  • 高齢者は全身的副作用のリスクが高い

α2受容体作動薬と炭酸脱水酵素阻害薬

α2受容体作動薬(ブリモニジンなど)は房水産生抑制とぶどう膜強膜流出路を介した房水流出促進の両方の作用を持ちます。神経保護効果も期待されており、通常1日3回の点眼が必要です。

炭酸脱水酵素阻害薬(ドルゾラミド、ブリンゾラミドなど)は房水産生の抑制により眼圧を下降させます。眼局所の副作用として点眼時にしみる感じやかすみが生じることがありますが、全身副作用は比較的少ない薬剤です。

併用療法のパターン

  1. 2剤併用: プロスタグランジン関連薬 + β遮断薬
  2. 3剤併用: 上記に炭酸脱水酵素阻害薬を追加
  3. 配合薬: 複数成分を1つの容器にまとめた製剤

併用する場合は異なる目薬を5分以上間隔を空けて点眼することが重要です。配合薬を使用することで点眼回数を減らし、患者さんの負担軽減と治療継続率の向上が期待できます。

目薬選択時の重要なポイント

緑内障用目薬の選択は眼圧の程度、緑内障の進行度、患者さんの全身状態、副作用の有無などを総合的に考慮して決定されます。防腐剤による眼表面への影響を避けるため、防腐剤フリー製剤の選択も重要な要素の一つです。

使い分けの判断基準

  • 眼圧の程度: 高い場合は強力な眼圧下降薬を選択
  • 全身状態: 心疾患や呼吸器疾患の有無を考慮
  • 副作用の経験: 過去の副作用歴を参考に選択
  • 点眼回数: 患者さんの生活スタイルに合わせる

治療効果を最大限に発揮するためには、医師の指導のもと正しい点眼方法を身につけ、定期的な眼圧測定と視野検査を受けることが不可欠です。

どこでも緑内障薬を受け取る方法

いつでもどこでも

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でオンライン診療を通じて 緑内障薬を希望の場所に配送してもらえます。

オンライン診療をおすすめする方

  1. 緑内障薬が必要な方
  2. すぐに病院に行くのが難しい方
  3. 体調が悪くて病院に行けない方
  4. 服用中の薬を再度受け取りたい方
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