
サクセンダで本当に痩せる?効果・副作用・口コミを全て暴露!
サクセンダのダイエット効果や副作用、注射方法、個人輸入のリスク、口コミまで徹底解説!本当に痩せるのか知りたい方必見の記事です。
ドクターナウ編集部
2025.07.17
肥満や過体重に悩む多くの人々にとって、**サクセンダ(Saxenda)**は近年大きな注目を集める治療薬です。「薬だけでダイエットなんて本当にできるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、サクセンダには科学的にも裏付けられた効果が存在します。とはいえ、副作用や使用上の注意点をしっかり理解しないまま使用するのはリスキー。そこで、本記事ではサクセンダの効果や副作用、実際の使用感や口コミなどを徹底解説します。
正しい知識をもって、安全かつ効果的なダイエットを目指しましょう。
サクセンダとは?

GLP-1受容体作動薬の一種
サクセンダは、
GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬
として開発された医薬品です。GLP-1とは、食事を摂取した際に腸から分泌されるホルモンの一種で、
- 血糖値の調節(インスリン分泌の促進など)
- 食欲抑制・満腹感の増強(脳の満腹中枢に作用)
- 胃の排出速度低下(胃内容物がゆっくり排出される)
といった作用を持ちます。サクセンダは、このGLP-1を人工的に模倣することにより、
食欲を自然に抑制し、食事量を減らす
ことでダイエットをサポートします。
もともと2型糖尿病の治療薬として開発されたGLP-1受容体作動薬が、
肥満治療にも有効
であることがわかり、現在では肥満や過体重の方向けの薬剤としても広く使われるようになりました。
サクセンダとビクトーザの違い
サクセンダとよく比較される薬剤に
ビクトーザ(Victoza)があります。どちらもリラグルチド
という同じ有効成分を含みますが、目的と投与量が異なります。
- ビクトーザ
- 主に2型糖尿病患者の血糖管理を目的
- 1日1.2mgまたは1.8mgの投与量が一般的
- サクセンダ
- 肥満治療を目的
- 最大3.0mgまで増量する場合がある
サクセンダはダイエット(体重減少)を目的とした治療薬として**FDA(アメリカ食品医薬品局)**から承認を取得しており、ビクトーザとは異なる適応症を持ちます。そのため、処方を受ける際には自分の目的や健康状態に応じて、
医師としっかり相談する
ことが重要です。
サクセンダの効果が出るまでの期間と減量の目安

- 効果の出始め
個人差はありますが、早い人では
使用開始から数週間程度
で体重減少を実感し始めるケースが報告されています。
- 減量の目安
臨床試験では、16週間で体重の
5%以上
減少した例や、1年間で体重の**5〜10%**減少が見られた例があります。
- 併用療法の重要性
食事療法や運動療法との併用で、さらに効果が高まると考えられています。サクセンダだけに頼るのではなく、
総合的なライフスタイルの改善
がカギとなります。
もし効果が期待ほど得られない場合や、副作用が強く出てしまう場合は、
医師に相談のうえで投与量や治療方針を見直す
ことが大切です。
サクセンダの副作用と注意点

よくある副作用(吐き気・胃腸症状など)
サクセンダを使用する際、
吐き気、嘔吐、下痢、便秘
などの胃腸症状が比較的よく見られます。これらは
治療を開始した初期
に起こりやすく、投与を続けるうちに軽減する場合が多いです。
- 副作用軽減のポイント
- 投与量を徐々に増やす(いきなり最大量を注射しない)
- 食事の内容やタイミングを調整(消化に優しい食事を心がける)
- 水分補給をしっかり行い、胃腸への負担を減らす
重大な副作用とリスク管理
稀ではありますが、サクセンダ使用中に以下の重大な副作用が報告されています。
- 膵炎
- 胆嚢疾患(胆石など)
- 甲状腺腫瘍のリスク
特に
甲状腺に異常がある方
や、そのリスクが高いとされる方は注意が必要です。また、精神的な変化(うつ症状など)が現れる可能性もあるため、投与中は
定期的に医師の診察を受ける
ことをおすすめします。万が一、明らかに体調がおかしいと感じた場合は、迷わず医師に相談してください。
サクセンダの使用方法
注射の頻度や方法
- 1日1回、皮下注射
サクセンダは注射タイプの薬剤です。腹部・太もも・上腕などに注射を行います。毎回同じ場所ではなく、部位を交互に変えて注射することで、皮下組織のダメージや硬結を予防できます。
- 投与タイミング
医師の指示によりますが、基本的には
いつ打ってもOK
とされています。ただし、
毎日同じ時間帯
に打った方が習慣化しやすく、効果が安定しやすいと考えられています。
効果を最大化するためのポイント
- 食事療法・運動療法との併用
サクセンダは薬だけで魔法のように体重を減らしてくれるわけではありません。適切な食事管理と定期的な運動があってこそ、最大限の効果が得られます。
- 投与スケジュールの順守
指示されたとおりに注射を継続し、医師の指導を守ることが大切です。
- 定期的な体重測定と記録
ダイエットのモチベーション維持と効果測定のために、定期的に体重を測り、記録しておくと良いでしょう。
サクセンダの入手方法と個人輸入のリスク

医療機関での処方と自由診療
サクセンダは処方箋医薬品に分類されているため、原則として
医師の診察を受けて処方
してもらう必要があります。多くの場合、
自由診療(保険適用外)として扱われ、費用は自己負担
となることが多いです。初期費用や継続費用はクリニックや病院によって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。
個人輸入のリスクと注意点
海外からサクセンダを
個人輸入
することは可能ではありますが、
- 品質保証の問題(正規品か不明)
- 偽造品のリスク
- 保管・輸送時の温度管理不備(GLP-1受容体作動薬は温度管理が重要)
などのリスクが伴います。万が一、品質が不十分なものを使用すると副作用のリスクが高まるだけでなく、十分な効果が得られないことも考えられます。可能な限り、
信頼できる医療機関での処方
を受けることを強く推奨します。
サクセンダの口コミ・体験談
実際に使用した人のポジティブなレビュー
- Aさん:食欲が自然と落ち着いた
「これまでは常に何かを食べていないと落ち着かなかったのですが、サクセンダを使い始めてから“お腹が空きすぎる”という感覚が少なくなりました。暴飲暴食が減ったことで、1か月で3kgほど落ちています。運動は軽いウォーキング程度ですが、食べ過ぎ防止の効果が大きいですね。」
- Bさん:副作用が軽度で続けやすい
「始めた当初に少し吐き気がありましたが、医師から『投与量をゆっくり増やすと良い』とアドバイスを受けて実践したところ、耐えられないほどの症状は出ませんでした。今は1日1回の注射が習慣化し、同時に糖質制限も継続中。3か月で7kg減!まだまだ続けていけそうです。」
- Cさん:満腹感の持続を実感
「今までは夕食後にお菓子をついついつまんでしまっていましたが、サクセンダを使用すると胃がずっと“満たされている”感覚が続きます。ストレス食いが減って、
心に余裕ができた
のが嬉しいですね。そのおかげで夜食の習慣も自然とやめられました。」
ネガティブなレビュー
- Dさん:効果はあるけどコスト面で悩む
「自費診療なので、1か月あたりの費用が
1〜2万円以上
かかるクリニックも珍しくありません。ダイエットサプリなどに比べると高額ですが、医療機関でのフォローがある点に価値を感じています。ただ長期間続ける場合、予算との兼ね合いで継続が難しいかもしれません。」
- Eさん:副作用が出たり消えたり
「最初の2週間は吐き気が強く、『これは続けられないかも…』と落ち込みました。ただ、一度慣れてきたと思ったら急にまた軽い胃もたれが出たりと、波があります。体重は微減しているので、もうしばらく様子を見ながら医師と相談しつつ続ける予定です。」
- Fさん:リバウンドを経験
「半年ほど使って合計で8kg痩せましたが、その後注射をやめたとたんに食欲が戻り、一気に5kgリバウンド。自分の食生活や運動習慣を大きく変えないまま薬に頼っていた部分が大きかったのだと思います。やっぱり根本的な生活改善が大事ですね。」
※サクセンダの効果には個人差があることを念頭においてレビューを参考にしてください。
さいごに
サクセンダは、GLP-1受容体作動薬として
科学的根拠に基づいた体重管理
をサポートする薬です。効果が高い一方で、
副作用やリスク管理が必要
であることを理解し、自己判断での使用は避けましょう。さらに、
単独の投与だけでは不十分
で、バランスの良い食事と運動の併用が不可欠です。
- ポイントのおさらい
- 食欲抑制や満腹感増大など、体重減少をサポートする作用を持つ
- よくある副作用は吐き気や胃腸症状で、重大な副作用リスクもある
- 正しい使用方法と医師の指導が必須
- ダイエット効果を最大化するには、ライフスタイルの改善が欠かせない
サクセンダを含め、薬を使った肥満治療は「最終手段」ではなく、
適切なサポート役
になり得るものです。自分のライフスタイルを見直しつつ、医療の力も借りて、健康的な体重減少と維持を目指しましょう。
参考資料
- ドクターナウは特定の薬品の推薦および勧誘を目的としてコンテンツを制作していません。ドクターナウ会員の健康な生活をサポートすることを主な目的としています。
- コンテンツの内容は、ドクターナウ内の医師および看護師の医学的知識を参考にしています。