
ささくれをむやみにちぎると危険です!「爪囲炎」の治療、病院、症状について解説
爪囲炎の治療法、症状、原因についてわかりやすくまとめました。
ドクターナウ編集部
2023.08.29
習慣的に爪を噛んだり、ささくれを引きちぎる方は、
爪周囲炎に注意が必要です。放置すると爪の根元が損傷し、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。今回は爪周囲炎の症状、原因、治療法について詳しく説明していきます。
爪周囲炎とは?
基礎疾患によって急速に進行することもあれば、数ヶ月にわたって進行することもあります。別名、爪囲炎とも呼ばれます。

爪周囲炎の原因
ささくれを引きちぎったり、爪の上の半透明の皮膚を習慣的に剥がすことで、皮膚に細菌が侵入し、感染が発生します。針や鋭利な物で爪の周りを刺したり傷つけたりすることでも生じ、糖尿病患者など免疫が低下している人に特に発生しやすい疾患です。
爪周囲炎の症状
熱感を伴い、少し触れただけでも痛みを感じます。免疫力と皮膚の再生力が高い状態であれば、数日後に自然に治りますが、炎症がひどくなると黄色い膿が溜まることがあります。
- 爪の周りが赤く腫れる
- 熱感があり、少し触れただけでも痛い
- 炎症が進行すると黄色い膿が溜まる

爪周囲炎の治療
感染が進行すると爪が剥がれることもあるため、傷が小さくても腫れと痛みが強くなる場合は、速やかに病院で診察を受けることが推奨されます。
膿が溜まっている場合は、膿を排出する治療も行われます。膿を放置すると正常な周囲組織が炎症によって損傷する可能性があるためです。
爪周囲炎の予防
ささくれを処理したい場合は、引きちぎらずに清潔な爪切りやハサミなどの道具を使って除去してください。また、爪の周りを清潔に保ち、乾燥しないように管理し、保湿のためにハンドクリームやオイルをこまめに塗ることも効果的です。
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